パワードミキサーEMX-5016CF(YAMAHA)
ライブ時の機材移動を考えてパワーアンプを内蔵したタイプを選びました。
370W+370W(8Ω)の出力が可能で,体育館程度であれば十分対応できます。
モノラル8ch,ステレオ4chの合計16chに対応したミキサーです。モノラルは
あと8chあると,すべてのシンバルやタムにマイクをつなげられるのですが,
価格や携帯性で妥協しました。AUXが2系統しかないので,モニタースピー
カー6本を3本ごとにまとめて制御しています。エフェクターは2系統あります
が,こちらは十分です。
ミキサー卓とステージまでは,20mのマルチケーブルMULTILINK12/4P-
20(CLASSIC PRO)を使って配線をスッキリさせています。フォーン端子での
リターンも4系統ありますので,モニターアンプやパワードサブウーファーへ
の接続も行えます。ミキサーから出ているケーブルは,マルチケーブル・メイ
ンスピーカーのケーブル2本・電源ケーブルだけです。ただし,このケーブル
はとてもかさばる上に重く,耐久性にも不安があります。しかし,なんといっ
ても13,000円と安いです。
体育館用には40mのMULTILINK16/4P-40(CLASSIC PROも購入済みなの
で,壊れたら買い替えるということで採用しています(4年間酷使しています
が,今のところ大丈夫です)。
SR用スピーカーBR15(YAMAHA) 2台
パワードミキサーに接続しているメインスピーカーで,許容入力400Wピー
ク800Wです。スピコンではなく,フォーン接続ですが,パラレル接続によ
り,増設することもできます。15インチですから,音量は十分です。定番であ
るSX300(EV)に比べると,もっさりした感じでボーカルが埋もれる印象があり
ますが,パワードミキサーの設定次第でクリアに聴かせることもできます。耐
久性があり,学校で使うには良い機材だと思います(SX300より安いです)。
モニタースピーカー
F1220A EUROLIVE(BEHRINGER)+PA10/4(CLASSIC PRO)の組み合わ
せを2セット,ミキサーのAUXに接続しています。機材を揃えるにはとてもお
金がかかります。5年間かけて,やっとここまで来ましたが,モニタースピー
カーを全パートに置くのには今年までかかりました。モニターは自分のパート
だけでなく,他のパートの音を確認するために必要なものですが,絶対なけれ
ば演奏できないというわけではありません。小さな会場の場合,メインスピー
カーから出た音が壁に反射して演奏者に戻ってきます。それで何とか演奏する
技術も大切です(機材が不足した環境で演奏することもあります)。
パワードサブウーファー
牛久市生涯学習センターでのライブなど大きなホールでは,自前のPAからの
低音出力が弱いことが不満になっていました。メインスピーカーに無理をさせ
ると,肝心のボーカルが聞こえづらくなります。そこで,出力500Wのパワー
ドサブウーファーCP18SIIP(CLASSIC PRO)を導入しました。これを導入して
から,バスドラムやベースの低音が良く聞こえるようになりました。ただ,
50kgと非常に重いのが難点です。
最初に学校に買ってもらった機材です。100Wの出力があり,iPodなどを接
続して,音楽に合わせて演奏練習することができます。音量は十分ですし,
オーバードライブもそれなりに使えますが,シールドを接続するコネクタが外
れやすいために,何度も分解修理しました。また,使用4年で調子が悪くなっ
て,1台は現役を退いてサブ機材として練習用アンプとして使っています。も
う1台も時間の問題という感じです。
<追記>
2014年度に入ってから,どちらの機材もサブ機材となりました。そして第二
部室を立ち上げる際の機材として使用することになりました。
FRONTMAN 212R(FENDER)
調子が悪くなったMG101FXの代わりとして,100Wのアンプを購入しまし
た。現在,上手側のギターアンプとして頑張っています。MG101FXよりも安
いですが,音量はMGよりも出ています。音質はMG101FXよりもクリアです。
ミキサーにマイクで入力していますが,アンプからだけでも小さな会場なら十
分対応できます。
<追記>
新しいギターアンプが来たので,現在は下手側のギターアンプとして利用し
ています。
BASSMAN100(FENDER)
このベースアンプも最初に買ってもらった機材の一つです。100Wの出力
は,ベースアンプとしては小さいですが,LINEアウトがあるのでDIなしでも
ミキサーに接続することができます。あとはPAで何とかしようと考え,この機
種を選んだのですが,導入してすぐに1年生が音量を上げ過ぎてスピーカーユ
ニットを飛ばしてしまいましたね。1回だけということで無料交換してもらっ
たのですが,ギターアンプとのバランスを考えると200W以上は欲しいところ
です。現在は新しいアンプにライブを任せて,この機種は練習用として活躍し
ています。
<追記>
第二部室を立ち上げる際の機材として使用することになりました。
VX3500(HARTKE)
PAの出力が限られている中で,ベースの音をPAで増幅するとボーカルやギ
ターの音が聞こえづらくなります。メインスピーカーから様々な周波数の音を
大出力するのはあまり好ましくありません。サブウーファーを買ってそちらか
ら出力させることも考えましたが,ベースアンプそのものの出力を上げて,PA
に頼らなくても大音量でならせるようにするため350Wのアンプを導入しまし
た。スピーカーユニットが4個も付いていて,PAいらずの爆音がなります。体
育館までなら十分に対応できます。ラインアウトがついているので,ミキサー
に接続はしていますが,大きなホールでもない限り,PAから出力する必要はな
さそうです。
GA-212(Roland)
もう1台のMG101FX(Marshall)の調子も悪いため,定番のJC-120(Roland)を
導入しようと考えていました。ただ,このアンプは単独で使うよりもエフェク
ターをつなぐのがスタンダードな使い方です。エフェクターを持っている生徒
はほとんどいませんので,そう考えるとエフェクト機能が強化されたアンプが
良いのではと考えています。少し高いですが,GA-212(Roland)にしようと思い
ます。200W出力で,新しく購入したベースアンプとのバランスも良いかと思
います(PAからの出力も下げられますね)。
<追記>
10万円以上する機材ですが,某サイトで半額以下で1台出ていたときに衝動買
いしてしまいました。かなりお買い得でした。エフェクト切り替えの専用フッ
トスイッチGA-FC(Roland)もセットで購入しました。現在,軽音楽部が所有す
るアンプの中で最もクリアで音質の良い音が出るソリッドステートアンプで
す。もちろんメイン機材の上手側に配置しています。
ドラムセットVBX925/C-DB(Pearl)
100%バーチシェル,色はルビーフェイドのドラムセットです。シンバルは
耐久性と価格を考えてB8(Sabian)のセットにしました。クラッシュシンバルは
16インチしかつきませんでしたので,18インチもすぐに追加しました(意外と
シンバルスタンドが高いです)。ただ,ドラムは打面の張替が毎年あります
(スネアは年2~3回,バスドラムは年1回)。シンバルもずっと使うと割れます
ので,維持費がそれなりにかかりますね。
キーボードNP-V80(YAMAHA)
これまで利用していた機材が不調になり,ステージ用キーボードとして76鍵
盤のNP-V80(YAMAHA)を導入しました。これまでが61鍵盤だったので,とて
も大きくなった印象を受けますが,鍵盤のタッチも重めに設定されています
し,音色もこれまで以上に美しくなりました。シンセサイザーを導入してほし
いという意見もありましたが,現在の用途では不要と判断し,代わりにサス
ティーンを活かした演奏ができるようにペダルFC3(YAMAHA)を追加しまし
た。
もちろんMIDI音源やPCを接続し,シンセサイザーキーボードとして利用する
ことも可能です。生徒たちがコピーばかりでなく,作曲をするようになり,新
しい音色を作りたいというようになるまで,まだまだ時間がかかりそうです。
ドラムセットEXX725/C(Pearl)
プライウッドシェル,色はエレクトリックブルースパークルのドラムセット
です。セットのシンバルはライブに使えるレベルではありませんが,ハード
ウェアを含め,シンバル以外はライブにも十分使えますし,耐久性もありそう
です。7万円台でこのようなドラムセットが買えるのですから,Pearlが2014年から展
開するエントリードラムEXPORTシリーズはすごいです。クラッシュシンバルは16
インチしかつきませんでしたので,ハードウェアを追加して,VBX925につけ
ていた18インチをこちらにつけました。VBX925には新しいXS20(Sabian)の18
インチクラッシュを購入して取り付けました。